ナビは国道9号線から浜田自動車道経由で行くルートを指定したが、途中から184号線経由54号線で三次まで行き、中国道になることにした。
中国道に入ってから時より雨がぱらつく天気である。
途中カッパも着たが九州道に入ってからは雨も上がり順調に熊本の吉志PAまで到着した。

ここでふぐラーメンを食べた。パーキングエリアの食事にろくなものにお目にかかったことがなく、あまり期待はしていなかった。
ところがこいつは違った。透き通ったスープは上品で嫌みがない。
麺は細いストレートで、ふぐの唐揚げがトッピングされている。
この唐揚げもまた、ちょうどよい火のとおり具合で塩加減もいい塩梅である。
また機会があれば寄りたいと思う。

高速を降りてから天草までの道のりが思いのほか長かった。
目指したのは大江天主堂。ナビにガイドブックに載っているまっぷるコード入力しても違うところに向かってしまう。
仕方なく、ナビの地図を拡大してガイドブック載っている地図を参照に地点登録した。
途中の崎津天主堂を発見。

その後大江天主堂にも辿り着けた。

予約していたホテルに到着、調べていた秀寿司にも行くことができた。
ここでありつけたのが第一の目的であったゴホンガゼ。
ガゼウニという種類のウニに味が似ているところから名ずけられたようである。
そもそも、私のゴホンガゼを知ったのはケンミンショーである。
この店はケンミンショーでも取材されたそうである。
これだ!!

さて、このゴホンガゼのお味はいかがかな。
ウニと同じ棘皮動物の卵巣を食べるわけであるから、ある程度の予測はつく。
殻を剥いて中の茶色い部分を食べる。
果たして、予想通りの味。
甘みの少ないウニのような感じ。そこにカニ味噌を少し加えたような感じであろうか。さほど深く濃い味わいでもないのであるが食べ出したら止まらない。大皿に盛られたゴホンガゼを差し出し、好きなだけどうぞと言われた。

五個ほど食べたところで適当に刺身を見繕っていただいた。
ブリ、カジキマグロの湯引き、ヒラメである。

続いてカウンターの上にドカンと居座っているタカアシガニ。
水槽には1メートル50センチほどもありそうなタカアシガニがたたずんでいる。

この茹でたタカアシガニをいただくことにした。
どうだ、この大きさ!!
プリプリとした食感で松葉蟹ほどでもないが噛めば噛むほどうまみがにじみ出てくる。

念願のゴホンガゼに高足ガニをいただき、お腹いっぱいになったところでホテルに戻った。
この日の走行距離は694.7キロ。
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